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諏訪鉄平石

鉄平石は、平らに薄く割れることが特徴で、そのため、石畳や、エクステリアの敷石、庭の飛び石などに広く使われています。
国内でもいくつかの産地がありますが、近年では自然環境保護などの面から採掘が難しくなりつつあり、インドネシアのジャワ産などの海外のものが多く流入するようになっています。

鉄平石の産地として有名な諏訪地域でも事情は同様で、藤森鉄平石が採石している諏訪市の福沢山は、貴重な現役の採石場です。
全国一の産出量を誇る諏訪地方の鉄平石は、およそ2400万年前に、八ヶ岳のマグマによって生まれたといわれています。
岩石の分類上は、火成岩のなかでも、地下の比較的浅い場所で冷え固まった火山岩の一種です。輝石安山岩に属します。
マグマが地表近くまで上昇し冷えて固まる際に、強い圧力によって硬い岩になり、板状節理という層状の構造ができあがります。薄く割れやすい性質はこのようにして生まれたものです。
この石の層を一枚一枚はがしたものが、藤森鉄平石の商品です。

記録では、1811年に地元で屋根材として利用されたものが最も古く、その後は街道道路の基礎などに利用されるようになりました。屋根材などにも使われていましたが、現在では環境資材や景観材として、公園や河川敷の歩道材や壁材、また和風洋風を問わず、建築物の内外装、エクステリアに利用されるようになりました。

諏訪鉄平隻の採石は、重機で山から岩を切り出し、岩塊を作業場へ運びます。
石の層の部分にノミを差しこみ、ハンマーで叩いて薄くはがします。
石の表面に電動式のチョッパーで直線の筋を入れ、石に衝撃を与えて、筋に沿って割ります。
さらに薄くはがす、小割りにする などして、商品の規格に合わせて切り分けていきます。
乱形、方形、霧ヶ峰(スリ加工) 、ピンコロなどの各規格の商品として出荷されます。

石畳のように敷き詰めるときには、施工の段階で形状を併せるために割ったりします。このような用途では、通常、セメントやモルタル等で目地を固めます。庭に敷き詰めるときに、セメント等で固めずに、土や砂の中に直接敷いて、自然な風合いの小道を作ったりすることもできます。